「あなたがわたしを世に遣わされたように、わたしも彼らを世に遣わしました。」(ヨハネ17:18)
新年の幕開け早々に能登半島地震が発生して甚大な被害を及ぼしています。被災地の皆様に心からのお慰めを申し上げます。
すでに石川県にある福音放送伝道協力会の中に災害支援事務局が設立され、全国のキリスト教諸団体・教団・災害支援団体によるネットワーク(全キ災:代表北野献慈)とともに、情報の共有と緊急支援が始まっています。このように地域にある福音放送のための協力会が土台となることで、宣教だけでなく隣人愛を実践するネットワークとしても機能していることは素晴らしい証しです。
広島地区でも、諸教会は福音伝道と隣人愛の実践を包括的、一体化された働きと理解して宣教の業を進めてきました。今年も、キリストの愛を知った者として、キリストの愛に押し出され、熱心にキリストの救いを宣教し愛の実践に励んでいく決意を新たにして参りましょう。
中国地方では、毎日2万3千人(2022・11聴取率調査)が福音放送により御ことばを聴いています。さらには、教会内で週報や掲示板により番組をアピール、教会HPへのリンクを進めたり、まだまだテレホンサービスの利用もあります。
ある牧師は一週間分の「世の光」を収録し、牧会している教会の宣教のために用いるとともに、広く他の教会のためにも提供くださっています。私も提供していただき、数人の方に紹介、配信してみました。すると、宇部市に住む方から「すでに届いているよ」と返信がありました。聞く所によると、別ルートで数人を経由し、その週に放送されたメッセージが届けられた、と言うのです。その拡散する速さと何人もの方々が宣教の思いをもって配信してくださった事実に驚きました。福音放送を宣教のために活用するのは私たちです。救霊のわざに励むことと隣人愛はキリストの愛にあって一つです。力強く主を証していきましょう‼