2018年7月号 ヨハネ15:4 日本アライアンス教団 岩国キリスト教会牧師  湯葉雅徳

RCCラジオ505 福音放送 「世の光」ニュース  2018年7月20日発行200号 中国地方放送伝道協力会

日本アライアンス教団 岩国キリスト教会牧師  湯葉 雅徳

わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっているヨハネ福音書15:4

わたしが初めてキリスト教に出会ったのは呉アライアンス教会の教会学校でした。

その頃、教会学校の先生の聖書のお話を聞くことを楽しみに毎週日曜日の朝、教会に通っていました。

けれども、中学生になると教会がある町から遠くに引っ越した事によって、自分の足で教会に行くことはできなくなりました。中学・高校時代は数回礼拝に出席することはありましたが、教会生活を続ける事はできませんでした。

そのような中で自発的にキリストに出会い、救いを求めるようになったのは27歳の時でした。当時はまだ、バブル景気の真っ只中でした。そんな時にラジオから聞こえた福音放送を通じて、もう一度、教会に行ってみたいという思いが与えられました。

12月のクリスマスが近いころでした。そして、その年のクリスマスに呉の吉浦キリスト教会へと導かれました。

当時、丸谷昌樹師と信子師と教会員の方々が温かく初めての私を迎え入れて下さいました。

日々の忙しさの中でも教会で流れる静かな、落ち着いた時間がとても新鮮に感じました。

このようにして始まった教会生活で与えられた御言葉が先に挙げたヨハネ福音書の言葉でした。主イエス様は、わたしから離れてはいけない。

わたしにつながっていなさいと招き続けて下さり、ご自分のもとに呼び戻してくださるお方であることを教えられました。

そして翌年のイースター礼拝に洗礼を受ける事になりました。

教会学校で聖書の話を聞いていた事、そして、しばらく教会を離れていた事、福音放送を通して、もう一度、教会生活を送るようになったこと、すべての事を神様は、知っておられ最善をもって導いて下さるお方であることを教えられました。

その後、伝者者として献身の道を進みますが、その中でも、教会生活を回復するきっかけとなった福音放送の私に与えた影響は大きなものがありました。これからも、いろいろな場所や時間でこの福音放送が用いられるように、多くの救いの御業を見ることができるようにお祈りいたします。