2021年3月20日発行 216号
「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。」(Ⅱテモテ4:2-4)【新改訳改訂第3版】
先月、知り合いの牧師から賛美CDを頂きました。その中に“たんぽぽのように”という曲がありました。最近、たんぽぽの存在にあらためて気付かさました。今朝、ふと教会の玄関前にある花壇を見ると、なんとブロックの隙間から一輪のたんぽぽが可愛い花を咲かせています。
♪ 『たんぽぽのように』 作詞・作曲 佐藤達彦 ♪
「花としてとどまり続け 豊かな恵みを受ける
いつの日か風に吹ふかれて 羽ばたくその時まで
アバ父よあなたに 切に求める 遣わしてほしい 支えてほしい
イエスにならい歩む 聖霊とともに愛を伝えるために」
1 たんぽぽのように粘り強く
たんぽぽの強さの理由は根にあると言われます。土の中に深く根をおろしているため、少々踏まれても、葉をむしられても、生きつづける生命力のある多年草です。たとえ周りから厄介な雑草のように扱われても、きれいな花を咲かせます。私たちの信仰の根が、御言葉を通してしっかりとキリストに根ざしているならば、困難を乗り越えることができます。コロサイ2:7 キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。
2 たんぽぽのように明るく
地面から、太陽の恵みを受けて黄色い花を咲かせるたんぽぽは、周りを明るくします。私たちはたんぽぽのような存在かもしれません。世の光ラジオのメッセージを聴いておられるでしょうか。 私は、インターネットから音声ファイルをダウンロードして、半月分まとめて世の光放送を聴かせていただいています。聴くたびに励まされ、チャレンジを受けることもあります。聖書を正しく解釈するために、とても良い勉強になります。私たちが、御言葉でしっかりと養われるとき、主にあって希望をもって輝いて歩むことができるのです。
ピリピ2:16 いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。
3 たんぽぽのように種を拡散させる。
たんぽぽは、花が枯れて倒れた後、もう一度茎がのび、綿毛が形成され、何百という種が風に乗って周りの土地に拡散されてゆきます。神の願いは、私たちが御言葉を宣べ伝えることです。現在は、スマホかパソコン一台があれば、メッセージを何千人もの人に届け、拡散させることができる時代です。世の光ラジオ放送の音声はあらゆる方法で拡散されるべき内容なのです。70年前には、ラジオしか方法がありませんでした。今はCD、ネット、ポッドキャスト、ライン、ユーチューブ等、あらゆる方法でみことばを拡散できる方法があります。 私たちは、たんぽぽのように強くたくましく、たんぽぽのように希望をもって明るく、たんぽぽのように聖霊の風にのせて福音の種を多くの人に蒔いてゆきましょう。